1963-02-26 第43回国会 参議院 文教委員会 第5号
これに対し日高学校教育局長は、文部省の腹の中を率直に打ちあけられました。そのとき日高局長は、敗戦日本は、次代の日本を担当する青少年に絶大な期待をかけるほかない、このため教育の徹底的な刷新改革が必要である、現状はこの子供たちに、一冊の教科書を与えることすらできないのは遺憾千万であるという意味のことを述べて、中途において、局長は答弁に詰まり涙ぼうだとして、ついに声を上げて泣きました。
これに対し日高学校教育局長は、文部省の腹の中を率直に打ちあけられました。そのとき日高局長は、敗戦日本は、次代の日本を担当する青少年に絶大な期待をかけるほかない、このため教育の徹底的な刷新改革が必要である、現状はこの子供たちに、一冊の教科書を与えることすらできないのは遺憾千万であるという意味のことを述べて、中途において、局長は答弁に詰まり涙ぼうだとして、ついに声を上げて泣きました。
(発言する者あり)そこで日高学校教育局長も、そういう意向を傳えておこうということでありました。私の伺いたいのは、その後の経過についてでありますが、私どもは、当時この名前の問題はむしろ実質の問題が第一義的であつて、名前は、なるほど文字から言えば教育もけつこうである、しいてこの名前に拘泥する必要はないという考え方であつたのですが、その後両方からいろいろな陳情が参つております。
○久保委員 この問題については、文部省でも大学設置委員会で愼重に調査檢討いたしているようでありまして、その設置委員会の方と、文教委員会に意見の対立があつたりして摩擦を起すようなことがあつては、おもしろくないので、両者の関係をどのように調和するかということについて、私は先般日高学校教育局長と話し合つたこともあります。
過日の新聞紙上で綜合大学の学長会議の席において日高学校教育局長より綜合大学の二十四年度の実施の計画についての文部省の腹案が発表せられたやに記事に載つておつたのでありますが、その中に綜合大学は府縣單位にこれを設立するというような條項が出ておつたと思います。それについての文部省のお考えを、この際はつきりとお伺いしたいと思います。
○高津委員 本員は前回すなわち四月二十八日の文教委員会において松本委員長に代つて委員長席についていたのと、時間も十二時半にもなつていたのて、あの際政府委員として日高学校教育局長の行われた文教委員会を軽視しまたは少くとも文教委員会の権限を軽視するがごとき意見の発表に対し、反対意見を有するにもかかわらず、意思表示をしないままで、同日の委員会を閉じた次第でありました。
それから尚文部省におきまして、今日新聞発表をいたしました相当重要な案件がありますので、これはお手許に謄写版にして配付してありますが、公立新制中学校整備建築費補助方針について日高学校教育局長が見えて、皆さまに聞いて頂きたいということであります。その点につきましてお諮りいたしますが、よろしうございますか。